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Amazon [生活]

 不況でモノが売れなくなったといわれるが、それでも売れている店はあり、買う人もいる。たしかに、1台100万円以上もするクルマは、景気がよくなければそう簡単に売れるものではない。しかし、月々の小遣いで買うような品物は動いている。モノではないが、携帯電話を活用する人は月に2〜3万円は使うだろう。
 私は、毎月Amazonでなにがしかの買い物をする。この習慣は、すでに5年ほど続いている。内訳は、音楽CDや本、DVD-Rなど。支払いはクレジット。Amazonでは1500円以上の買い物で送料は無料となり、これは当初かなり画期的なことだった。
 Amazonの販売手法は、継続して買わせること。これにはまって、多くの利用者は一元で終わらないのではないだろうか。たとえば、ある音楽家のCDを1枚買うと、「このCDを買った人はこちらの商品も購入しています」、「あなたへのおすすめ」などと別の関連作品を紹介する。そしてそれがけっこう的を射ているため、利用者の眠っていた購買意欲が目を覚ます。購入予定の商品を登録しておけば、「商品○○の価格が、5100円から4710円に変更されています」と値段変動の告知までしてくれる。これらは、従来のリアル店舗で店員が行ってきた営業行為をWebで自動に行うものだ。このような手法の連続で、リピーターを確実に増やすのが、Amazonのやり方である。聞くところによれば、同社はこの継続商法の仕組み(プログラム)開発に多大なコストをかけたらしい。他社がなかなかまねのできない高度な拡販手法が、同店の特徴となっている。
 近年、Amazonでは取り扱い品目がさらに拡大している。消耗品や生活必需品なども豊富だ。先日は、新型インフルエンザの影響でほとんどのマスクが売り切れていた。デジカメや家電製品などでは他店より安いものも多い。今後は、高齢者の利用も増えるはずだ。販売価格は安く、配達も迅速。店の入り口は客の家の中にある。この「Web百貨店」での利用者一人当たりの買い物の総計はふくらんでいくだろう。
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