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休眼日 [生活]

 飲酒を控えて肝臓を休める休肝日があるのなら、眼を休める「休眼日」があっていいと思うのだ。現代のわれわれの生活は、目玉を酷使することだらけ。その最大の仕掛け人?はやはりテレビとパソコンの画面だろう。私は仕事柄、パソコンに向かう時間が長い。以前は、毎月5日間ほど徹夜をする仕事で、四六時中モニター画面と顔を突き合わせ、会社の仮眠室で眠る際に眼の裏側に無数のドットの点滅や画面が焼き付いたようなもやもやが現れるほどだった。家に帰ってからもパソコンを使ってきたせいで、視力は相当落ちた(とはいえ、なぜか落ちない人もいる)。また、加齢による眼の衰えも実感している。コントラストが高い画面(黒地に白の文字など)や原色で構成された誌面などを見ていると、しばらくその残像が残る。夜12時を過ぎると、眼がしょぼつく。ちなみに、パソコンの液晶モニターの明るさは、調整して最低でも3目盛りは落としたほうがいい。買ったままの状態で液晶モニターを使っている人を見かけるが、初期状態のモニター画面は実は相当明るいのだ。試しに暗闇の中でモニターを見てみてほしい。煌々と光っているはずだ。これは眼に負担をかける。
 パソコンと同じく、テレビもわれわれの眼を拘束する。いまの世界経済を回すエンジンともいえる「商品広告」は、日々「消費者」の視覚を狙っている。広告代理店は人々の眼と耳に情報を浴びせ、モノを買わせる。その攻撃から眼を解放する時間を設けたい。バラエティー番組やネットサーフィンなどもってのほか。ときには、ラジオやCDだけで過ごす日があっていい。問題は、パソコンやテレビの電源をオフにした時間に何をするかだが。
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