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メーカー保証期間5年 [ハードウェア]

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 東芝のハードディスクDVDレコーダーが故障したので修理した。東芝テクノネットワークのサービスマンが来て松下製DVD-RAMドライブを交換し、修理費は合計2万5,620円(税込み)。内訳はDVD-RAMドライブ代が1万4,700円、技術料が7,500円、出張費が2,200円。これを高いとみるか、安いとみるか。私はまずはドライブ代が高いと思う。DVD-RAMのベアドライブなど、いまどき5,000円前後で入手できる。修理なのだから、ここに1万円以上の上代設定をするのはいかがなものか。また、筐体を開けてドライブを交換するくらいの作業(10分程度)で7,500円というのも安くはない。
 7万円ほどで購入した製品の修理代が2万5,000円となると、修理するのをやめて新品を買う方を選ぶ人もいるだろう。そうなると今後、ハードディスクDVDレコーダーの廃棄物が増えることになる。修理代はもっと安くならないのだろうか。ちなみに以前、DATデッキの修理見積もりを取ったところ、ソニーが提示してきた費用は5万円を超えていて、唖然としたことがある。
 話は少々変わるが、ハードディスクDVDレコーダー製品の保証期間について考えてみたい。もともと、DVDドライブやハードディスクなどの「回転もの」は耐久性がない。あまり知られていないが、これは事実だ。私は過去、今回の機種のほかに、所有する2台のレコーダーのDVDドライブも故障で交換した(うち1台はすでに再度壊れている)。DVDドライブのユニットは堅牢な構造になっていないため、これまでの経験上、メディアを認識しなくなったり、ディスクを排出しないなどの故障が多く、従来の家電製品に比べると相当脆弱である(ドライブの脆弱さを承知で販売するメーカー側の姿勢もどうかと思うが)。それを考えると、メーカーが設定する保証期間1年というのは短すぎる。「壊れたら捨てる」という単純で無責任な時代は終わった。無駄な廃棄物をつくらない意味で、メーカーは保証期間をもっと長く設けるべきだろう。本体価格に5,000円上乗せして、保証期間5年。この程度の企業姿勢が必要な時期にきているのではないだろうか。
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