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幕張メッセ [生活]

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 仕事で幕張メッセに行く。インフルエンザ流行の注意報が出ている時期に、人出が多い場所に行くのは少々気が引けた。しかも、家族連れが多い展示会。会場ではやはりマスクをしている親子が多かった。時々出展者休憩所やトイレでうがいをしながら会場に立つ。メッセの床はコンクリート。その上に長時間いるのは、足に負担がかかる。これは、以前あった晴海の展示会場(東京国際見本市展示場)のころから変わらない。晴海は埠頭でより海に近かったぶん、足下が冷えた覚えがある。
 それにしても、展示会には毎度大勢の人々が集まる。私は、展示会という場所にそれほど魅力あるものが出品されているようには思えない。即席で作り上げたブース。そこで配布されるチラシやノベルティー、製品の紹介、体験コーナー……。確かに、新製品や会場でしか知り得ないことも少しはある。しかし、メディアの取材でもない限り、一般の客が担当者から詳しい話を得られることはないだろう(その昔は内緒で教えてくれることもあったが)。私は来場者、出展者、取材者——のいずれも経験したが、前述のような感想を抱いている。まずは、お祭り。あるいは、新製品をいち早く購入するために店頭に徹夜で並ぶ、あれと同じだ。新車が大々的にお披露目されるモーターショウなどは別なのだろうけれど。お祭りのために、電車で片道2時間もかけて来る気が知れない。最近では情報はその日のうちにWebでわかる。
 一方の出展者にとっては、まとめて客にPRするいい機会だ。同時に、自社製品の顧客の顔がわかる場でもある。「うちの製品はこういう人たちが買っているのか」というわけだ。経営者にとっては、社員が顧客に直に接する場となり、好都合となる。
 ちなみに、晴海も交通は不便だった。利用できるのは都営バスか浜松町間の海上バス。確か、帰りは多くの人がぞろぞろと勝鬨橋を渡り、銀座付近まで歩いていた記憶がある。しかし場所は都内だったので、駅に着けばまだ楽だった。それに比べて幕張は遠く、ディズニーランドの客が合流するため、足が棒になった身にとっては帰りの電車がつらい。展示会は千葉くんだりではなく、せいぜいビッグサイトでやってもらいたい。
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