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小田急バスの騒音 [街]

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 道路幅の拡張工事に伴い、近所の交差点付近にあった看板や塀などの遮蔽物、建物が取り壊された。そこで聞こえてきたのは、思わぬ騒音だった。道路交通の騒音源といえば、まず暴走族と大型トラックが挙げられるが、我が家の場合、それは路線バスである。赤信号の停止、そしてバス停からの発進時に発せられるのは轟音といってもいいレベルのエンジン音。これまで、バスというのは温厚な象のような乗り物のようにとらえていたが、どうしてどうして、低速ギアで引っ張る発進音は相当強烈だ。しかも交差点なので、東西南北どの方向からもバスは来る。

 ダメもとで、市役所に遮音板などの設置を掛け合ってみたが、なんら動く気はなし。うちの近所の道の騒音レベルは、騒音規制法のデシベル(6時から22時までの時間帯で75デシベル)を下回っているという。ただし騒音の測定場所は交差点の近くではなく、少し先の水道タンクの側。また、測定値は特定時間帯のサンプルの平均を取り、自動車の発進音のみを取り上げて基準と照らし合わせることはしないとの回答。どうにも腑に落ちない。バス会社にはこちらの苦情を伝え、対応を促したと言ってくれたが、そんな話を素直に聞く運輸業者などあろうはずもなく、具体的な進展はなかった。逆に、以前よりもうるさくなったようにさえ感じられるのは気のせいだろうか。ちなみに私は近年、バスをまったく利用していない。雨であっても、出かけるときはいつも自転車だ。

 あらためて見ると、市内を走る小田急バスの台数は相当多い。市内交通におけるバスの騒音の比率は、一般の車両に比べて間違いなく高く、道路沿線の市民にとっては騒がしい乗り物になっていると思う。特に低床タイプの車両のエンジン音は問題だ。最近話題のハイブリッド車の利用は民間が盛んだが、公共機関ともいえるバスも早急に導入を検討すべきだろう。ハイブリッドバスの開発元としては、日野(ブルーリボンシティ・ハイブリッド)、三菱ふそうトラック・バス(エアロスター・エコ・ハイブリッド)などがある。できればハイブリッドとはいわず、電気自動車に切り替えてほしい。騒音および排気ガスの面からみて、公共性が高く、台数が多いバスの動力源の再考を望みたい。
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